[咬まない現代人」

 高速道路を運転中に眠くなった。 あなたならどうしますか?   「ガムを咬む」と答える人は結構いると思います。  これはガムを咬むことで脳の中の血流量が増えて脳が活性化されるということを経験的に知っているからですね。
 しかし、この咬む=咀嚼するということを現代人は放棄してしまっています。
 食べることは本能ですが、生命の始まりとされる35億年前(38億年?ともいわれています)から長い間飢餓と戦って来たのに比べ、「飽食の時代」はたった2〜30年に過ぎません。   飽食ということは、苦労しないで食べられるものを選択してしまうという事です。   塾帰りの子供達がハンバーガーで夕食を済ませるご時勢ですから、咬む回数は確実に減ってきています。   卑弥呼の時代には1回の食事で4000回近く咬んでいたのが、現代人はその1/6しか咬んでないのです。
 咬む事、それは現代人に課せられた課題なのです。 (東信ジャーナル'97/10/24執筆分)
よく咬む



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